AIM(エーアイエム)とは?

 

東京大学の大学院医学系研究科

宮崎 徹 教授が発見した病気を治す

『タンパク質』の事です。

 

これは平成28年1月5日に発表された記事

になりますが

 

共同発表:AIM投与による急性腎不全治療につながる革新的成果

 

このAIMが腎不全を治してしまうという

奇跡のタンパク質として大きな関心が集まって

います。

 

ヒトにはまだ試すことはできていないようですが

余命僅かと診断されていた慢性腎不全の猫に

AIMを継続投与した結果、

3ヵ月後には完治してしまうというものです。

 

一度失われた腎臓の機能はもとに戻らない

とされてきただけに、今回の論文で猫の

腎臓機能を改善させた成果を上げた事は

 

ノーベル賞レベルの発見であることは

間違いありません。

猫はトイレを我慢する習性があることから

年を取ると腎不全になる確率が非常に高く

有効な治療方法もなく不治の病とされてきました。

 

世界中の猫にとって希望の光となり、

AIMの早期実用化で多くの腎不全の猫を

救える世の中に早くなってほしいと思います。

 

もに実用化された場合、猫の平均寿命は

30歳前後になるとも言われています。

 

 

そもそもAIMは宮崎教授がスイスで

免疫学の研究中に偶然見つけたもので

だれの体の中にでも存在し、

病気ではない状態では何もせず、

病気になるとそれを元の健康な状態に戻そうと

働きかけてくれる頼もしい性質を持つたんぱく質

だという事が判っています。

 

 

 

 

 

AIMの働きとは?

 

AIMは血液中の細胞の死がい等のゴミへ

マーキングをして、正常な細胞へ

一斉清掃を促すという働きがあり、

 

AIMが多いほど有利とされています。

やはり年齢とともにAIMは減少していきます。

 

宮崎教授の最近の研究結果で

病気をせず若々しく元気でいるご長寿には

共通して血液中のAIM量が平均以上だと

いうことが分かってきています。

 

またAIMは脂肪細胞へ入りこみ

中性脂肪を分解するといった役割も果たし

メタボリックシンドロームや脂肪肝などの

抑制にもつながるのではないかと期待されています。

 

 

 

 

AIMを増加させる方法とは?

 

AIMは食事と大きな関りをもつとされ

AIMが豊富に含まれるサンマ等の青魚

レモン等のビタミンC類の同時摂取

体内のAIM量が増えるという事が判りました。

 

食事以外ではやはり「運動」を日課として

取り入れている人が総じてAIM量が多い

のではないかと思います。

 

「たけしの家庭の医学」というTV番組で

8名の高齢者の血中AIM量を調べたことろ

2名が基準値を大きく超えていました。

※AIM基準値 男性4.99 女性6.06

 

1人目:京都府在住94歳の男性

AIM量は5.86

一日20キロ以上のマラソンが日課で

食欲は旺盛で、肉や魚、野菜などを

まんべんなく食べていたのが印象的でした。

 

2人目:千葉県在住85歳の男性

AIM量は6.25

70歳を過ぎてからトライアスロンが

趣味となり、若い番組スタッフと登り坂を

競争すると、ほぼ同着だったものの、

スタッフは大きく息が乱れていたのに対し、

85歳の男性は息が乱れていなかったのが印象的でした。

 

 

AIM量にも驚かされましたが

お二方を見ると、共通点として

・どちらもめちゃくちゃ走る

・筋肉の量が普通よりも多め

 

なんじゃないかと

個人的に思いました。

 

 

 

 

 

 

さいごに

 

 

今後は健康診断の血液検査項目に

AIM量の記載欄ができたり、

健康促進を目的としたAIMサプリメントが

販売され、

 

さらには猫の寿命は30歳が当たり前の

時代がそう遠くない未来に訪れるのだと

思います。

 

AIMのさらなる解明と猫そして

ヒトへの早期実用化を切に願います。

 

そのためには国がしっかりサポートして

研究開発を実用化へ導く必要があるのでは

ないでしょうか。