2018年1月に上越へ移り住んできました。

住みやすさ等を感じるいっぽうで

不便さやもっとこうすれば良いのにと

 

思う事が増えてきました。

ふるさと回帰フェアや移住説明会を経て

万全と思えた移住計画でしたが

 

やはりそれだけでは情報不足でした。

実際に住んでみて感じたメリットやデメリット、

こうすれば町が良くなると思える改善点を

纏めてみたいと思います。

 

 

 

上越市に移住して感じたメリットは?

 

 

・都会のような早歩きのサラリーマンや浮浪者はいない

・子育てしやすい環境(待機児童ゼロ)

・子供の医療費は通院530円、入院1日1200円

 (2018年9月から小学校就学前の子供は無償化となる)

・水や空気がきれい

・海にも近く、山にも近い

・土地や建物の価格が安い(東京都の5分の1くらい)

・大きな病院が複数あり夜間救急にも対応している

・北陸新幹線効果で経済発展が期待できる

・米や魚介類がおいしい

・「ブルックリン」というおいしいパン屋さんがある

 

 

 

上越市に移住して感じたデメリットは?

 

 

・1月~3月までの雪の量(2018年は異常だった・・・)

1月~3月は雪かきに追われる

・車が無いと生活できない(大型スーパー等は駅から遠い)

・ゴミの分別は東京都より細かい

・町内会の行事参加がある(日曜朝6時に草むしり等・・)

・海や山から吹き下ろす風がとても強い

・労働賃金が安すぎる

・食料品は東京と同じか、やや高い

・大学が市内に2校しかない

・デパートが市内にはない

・地下水の汲み上げすぎで地盤沈下のリスクあり

・雪が降ると小さな子供は外で遊べない

・上越妙高駅前には未だ何もない

 

 

 

 

注意点1:移住するにあたっての融資や助成条件

 

 

「リフォーム費用の助成」などがありますが

銀行からの融資条件で移住後でなければ

融資できないと言われました。

 

という事は、移住してから家を買ったり

リフォームする為に仮の住まいに住んで

2回も引越ししなければなりません。

 

上越市と地方銀行で温度差があります。

 

それと「住まい給付金」

という制度がありますが前年度年収500万円以下

という条件が付くため、都会から移住する場合、

 

移住後の年収が500万円以下となっても

前年度年収が超えていれば使えない制度

となります。

 

この辺りも柔軟に対応してほしい所です。

 

 

 

注意点2:雇用賃金相場感の乖離(かいり)

 

 

上越市の移住で就職先を探すために

ハローワークへ登録し求人を見てみると

・アルバイトは時給800円

・正社員でも月額22万円

 

が相場であると感じました。

 

都会から上越市に移住し就職を探そうと

すると、厳しい現実があります。

 

 

都会で不動産収入を確保したり

副業や投資である程度収入を増やした上で

移住しないと

 

夫婦共働きで家計を支える事になったり

夜間の仕事も視野に入れなければいけない程

上越市の雇用は冷え切っています。

 

 

 

注意点3:住民税の徴収額

 

 

上越市の住民税は毎年5月に通知があり

年収400万円の場合、約18万円徴収されます。

 

雇用の相場からすると住民税は割高です。

ふるさと納税や住宅ローン減税を使って

うまく減額させたいところですね。

 

 

 

改善点1:上越妙高駅に経済活性化対策を!

 

2018年8月現在で上越妙高駅周辺施設は

・アパホテル

・レンタカー

・ふるさっと

・家族葬の葬儀屋さん

 

隣駅の糸魚川駅も同じことが言えますが

北陸新幹線の停車駅としてはあまりにも

商業施設が少なすぎます。

 

新幹線利用者が途中下車してでも寄りたくなるような

アウトレットモールやコストコ等の巨大商業施設が

欲しい所です。

 

おそらく古い考えをもった周辺商店街の

反対があって現状更地なんだと思いますが、

巨大商業施設ができれば既存商店は潰れる。

 

その考えは間違っています。

既存商店はいわば常連客の「応援」で

もって成り立っていて、

 

たとえ巨大商業施設ができようとそこの

「絶対数」は不変なのです。

むしろ巨大商業施設ができる事で県外から

 

客が集まれば、そこには雇用が生まれ、

お金が流れる。

 

そう。既存商店は潰れるどころか

絶対数の顧客プラス新規顧客が見込める

大きなチャンスなのです。

 

「ウチは儲けようと思ってやってない」

そうおっしゃるかたも出てきます。

 

ですが、それは危険な考え方です。

魚のいない水槽に竿を垂らすのと同じで

若者が集まらない街に未来は無いのです。

 

 

 

改善点2:人口減少化対策を!

 

上越市の住民基本台帳に基づく

2018年1月1日時点の総人口は195,200人で

男性が95,398人

女性が99,802人

となっています。

 

そのうち65歳以上の高齢者は31.1%を占め

高齢者(65歳以上)と生産年齢人口(15~64歳)の比率は

1対1.8

 

これは1.8人で1人の高齢者を支えている

事になります。

全国平均は1対2.2ですから上越市は

厳しい状況にあるという事です。

 

人口の減少を食い止めるためにも

まずは生産年齢人口(15~64歳)を増やす事です。

そのためには改善点1のような

 

若者が集まる施設建設を急ぎ、雇用を創出する

取り組みを進める必要性があります。

 

 

 

改善点3:大学の誘致を!

 

 

上越市には現在

・看護大学

・教育大学

この2校しかありません。

 

という事は、上越市で高校を卒業すると

看護士や教師を目指す人以外は18歳から

上越市を離れる事を意味します。

 

地元就職すれば人口流出を防げますが

上越市の賃金相場が魅力的ではない為に

市外で就職する可能性が高いです。

 

上越市は上記大学2校に加え

・経済大学

・医大

・農業大学

・芸大

 

等を誘致させ、子供を大学まで上越市で

育てられる環境を作り上げることが

 

経済活性化、人口流出の抑制、雇用活性化に

繋がっていくのではないでしょうか?

 

 

 

改善点4:北陸新幹線にWi-Fi整備を!

 

これは上越市へという訳ではありませんが

現状で北陸新幹線は車内にWi-Fiが整備されて

いません。

 

特に長野から糸魚川まではトンネルが多く

その区間の電波は遮断されてしまいます。

 

きっと多くのサラリーマンが

Wi-Fi整備を切望しているはずです。

 

 

 

 

評価

 

 

現状、上越市の職員の皆さんからは

街を良くしようとする熱意が感じられ

移住支援に関しても積極的なイベント参加で

 

子育て世代を呼び込もうとされています。

上越市高田にオーレンプラザが開設される等

育児サポートへの積極性は素晴らしいと思います。

 

しかしながら市の熱意は地元銀行や

老舗商店街の重鎮達へは及んでいない、

そう感じています。

 

やはり駅周辺の発展と雇用の創出をまず

重点的に実行し、若者の人口流出を食い止める

事が最重要課題になってくるのではないでしょうか。

 

結論的には子育て環境には申し分なく

とても住みやすいと思います。

 

あとは雇用や労働賃金のベースアップや

子育て支援のさらなる拡充、観光資源や

商業施設・大学誘致での街の活性化に

 

上越市一丸となって取り組んでもらい

さらに魅力的な街になって欲しいと思っています。