大手ハウスメーカーと

ホームセンター等で頼むことができる工務店とでは

提示される見積りの額面が2割ほど違う。

当初は大手ハウスメーカーが下請に

カーポート工事を依頼する関係でどうしても

1社間に割り込む分、その下請会社の経費が

上乗せされるからだと考えていた。

 

確かにそれもあるが、

工務店の方が安く見積りを出せるのは

法の抜け道を利用している可能性が高い。

 

 

 

必要になる確認申請

 

 

10平米以上のカーポート設置には

「確認申請」という届出が必要となる。

工務店の見積りには建築確認申請費用の項目が

抜け落ちている。

工務店へなぜ確認申請の項目が無いのかと理由を聞くと

ほとんどの家はカーポート設置のためにわざわざ確認申請を

出さないと回答してきた。

 

確認申請を出さない代わりにカーポート設置費用を

安くしているし、いままで問題になったことはないから

大丈夫です。と付け加えてきた。

 

私はまんまとこの口車に乗せられ

工事を依頼してしまったのだが、本当に大丈夫なのだろうか?

 

 

 

法律に詳しい不動産屋の見解

 

 

 

カーポート設置の場合、

用途が防火区域または10平米を超えるなら

確認申請は必要。

確認申請を出さずに設置してしまった場合は

取締りは難しく、現状では処罰されない。

 

ただ、注意しなければいけないのが

将来的にカーポートを設置した家の

増改築を行う場合も、確認申請が必要になり、

確認申請を出さずに設置したカーポートは

違法建築物として扱われ、

 

結果的にカーポート屋根部分の

撤去・取り外しを求められたり、

家の増改築の確認申請許可が下りない等の

弊害が出てくるという。

 

そうした問題が出てきたとき工務店は

確認申請は請負に入っていないので知らないと言うだろう。

見積りに明記されていないのだから当然である。

問題になるころには工務店自体が存在していない

可能性もある。

 

法の解釈の違いによってグレーゾーンだから

大丈夫ですと言われても説得力に欠ける。

 

やはり見積りを比べるときは

額面の高い安いよりも以前に

両社が同じ土俵で見積ってきているかどうかを

よく見比べて、確認する事が大切だ。

 

大手ハウスメーカーの出してきた見積りから

確認申請費用を抜き取って考えたとき

 

工務店の見積りと大して変わらない

のであれば正規の手順を踏んだ方が

安心である。

 

 

 

結果まとめ

 

 

 

工務店へ依頼する場合は

・確認申請が必要になる(10平米など)条件か

・確認申請の請負いの有無

 

を確認されたい。

確認申請ではモノの構造計算書や求積図等が

必要になってくるため、建築士などの専門的

知識が求められる。

 

やはり保証の事までを考えるならば

ハウスメーカーへ依頼したほうが良いと

言えるだろう。