「Z空調」(ぜっくうちょう)システムは

建物+断熱・気密をヒノキヤグループ、

換気システムの空気循環を協立エアテック、

そして空調メーカー大手のダイキン社。

 

各社が持つ高い技術のコラボレーションにより

実現した新時代冷暖システム(特許第6211675)

の事です。

 

CMなどではで

斎藤工さんが抜擢され、とても斬新すぎて

もはや何のCMで何の宣伝が目的なの?でも

斎藤工だからいっかッ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

となります。

 

もしかしたらそれが戦略なのかもしれません笑

 

2018年に東京から新潟県に移住するため

何軒かモデルハウスや売りに出ている

中古物件を見てまわったとき(11月中旬)

すべての家で感じた事は

 

 

 

家ん中めちゃめちゃ寒い・・・(*_*;

 

 

 

確かに内覧する前はエアコンも入ってないから

家の中が寒いのは当たり前なのですが

それでも誰もいない部屋全体の冷たさには

衝撃を受けました。

 

これで冬場風呂とかムリ。

『ヒートショック』も怖いなと思いました。

 

雪国で誰もいない部屋でも寒くない家なんか

あるわけがない。

寒いのは慣れっ!我慢するもんだ。って

 

新潟の親族は言うけれど、ちゃんと探せばあります。

で、見つけたのがZ空調の家でした。

 

その物件はスキー場が近くにあるくらい山間で

雪も街中よりは深いと聞いていましたが、

寒い外から玄関に入ると既に暖かい事に感動したのを

覚えています。

 

 

そしてZ空調が導入されたその家に住んでみて

感じた事やメリットやデメリット、導入費用や条件、

そして気になる月々の電気代に関する情報を

レポートとして纏めてみました。

 

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Z空調のメリットについて

 

・全ての部屋において温度差が少ない

・冬場のヒートショック対策になる

・エアコンと室外機は各フロア1台ずつになる

・エアコンが天井面に隠蔽され圧迫感がない

・24時間換気にもなる

・床下の空気も入れ替わる

・電気代は床暖房と比べると若干安い

 

上記メリットのうち、

「全ての部屋において温度差が少ない」とは

全ての部屋に吹き出し口がある場合の事です。

 

実際に私の家では3階の屋根裏スペースと

1階2階のトイレには吹き出し口がなく、

若干温度差があります。

 

どのくらい温度差があるのか気になる方向けに

実際に室温をモニタリングした記事もありますので

そちらをご参照頂ければと思います。

 

この記事の最後のほうにも貼り付けてあります。

 

 

 

 

Z空調のデメリットについて

 

・各部屋ごとに温度設定はできない

・エアコン故障時そのフロアの空調が停止する

・乾燥しやすい(冬は加湿器必要!)

 (Z空調ONで湿度50%→OFFで33%)※冬実測値

・暖かい空気は上階へ流れやすい

・Z空調を発売して間もない為、不具合などの実績が少ない

 

 

上記デメリットのうち

「各部屋ごとに温度設定ができない」を軽減する方法として

寒がりな人がいる部屋の吹き出し口内部にある

風向を調整するためのフィンを裏側まで回してしまえば

寒い場合のみですが軽減させることができます。

 

 

 

そしてこれは

デメリットなのか分かりませんが個人的に

カビの繁殖を懸念しています。

 

というのもエアコンから各部屋の

吹き出し口まで「ダクト」と呼ばれる

鉄製の材料で接続されています。

 

こちらが吹き出し口の画像です。

壁面の天井付近に設置されています。

※吹き出し口の寸法は520×70(㎜)

 

 

 

湿度の高い梅雨時期や

夏場の除湿・冷房運転時であれば

フィンに黒カビが付着するはずです。

 

そうなるとZ空調は全体空調ですので

全ての部屋にカビ菌をばら撒く事態に

陥るのではないかと懸念があります。

 

後日、この件をハウスメーカーへ

問い合わせたところ、

今のところそう言った不具合は

報告されていないそうですが、

可能性として無くはないとの事です。

 

カビに関しては

Z空調を付けたり消したりするよりは

Z空調は24時間つけっぱなしのほうが

良いと報告を受けています。

 

 

 

 

 

Z空調導入費用について

 

130㎡の新築戸建住宅(3階建て)の場合、

だいたい110万円前後になるかと思います。

 

また新築購入時は「Z空調」に対する

10年間のメーカー保証付きですので

11年目に壊れたとすれば年間10万円の

コストだったと考えることもできます。

 

壊れたとしても

天井に取り付けられたエアコンを修理するか

必要に応じて交換すれば済む話かと思います。

 

 

またZ空調はリフォーム工事でも導入可能と

なっていますが、

 

標準の工事費として

20坪超え~40坪以下で260万円

40坪超え~60坪以下で360万円

と桧家のHPで設定されています。

 

家に住みながら天井を解体し、

ダクト工事を行ってから機器接続で

引渡しといった流れで、工事期間は

約1週間となっています。

 

ただこのZ空調というシステムは

高断熱・高気密住宅でなければ機能を

最大限発揮する事は難しいので

 

やはり新築設計時に導入されたほうが

経済的で費用もリフォーム時の半額以下

となるので新築時での導入をお勧めします。

 

 

 

 

「Z空調」の電気代について

 

気になる月々の電気代ですが、Z空調のみで

 

冬場が1.2万円

夏場が0.7万円

 

くらいになりそうです。

割と雪が多く降る地域なので

冬場はやはりかかります。

 

関東など、温暖な地域になれば冬場は

もう少し電気代を抑えられると思いますが

逆に夏場は割高になるイメージでしょうか。

 

また、

Z空調は24時間運転を想定して設計

されています。

 

運転は『自動運転』にすると

冷房・暖房・除湿運転に比べて電気代が

割高になるようです。

 

『パワーセレクト』機能を使えば

出力が少し落ちますが、その分電気代を

節約する事が可能です。

 

パワーセレクト機能のボタンは

電源ボタン下部を下にスライドさせると

出てきます。

 

 

 

 

メンテナンスについて

 

定期点検はエアコンのフィルターの掃除と

床点検口に設けられた換気用のフィルターの

ごみを掃除機で吸ってあげる必要があります。

 

頻度は月一回程度になります。

 

天井隠蔽型エアコンです。

寸法は1960×630です。

 

フィルターを掃除する時は

エアコンの運転を停止し真ん中のつまみ

4か所のロックを解除します。

 

 

そうするとこんな感じで扉が開くので

このまま黒いギザギザの部分を掃除機で

吸っても大丈夫ですし、

 

フィルターは左右2カ所のツメで引っかかっているだけなので、

フィルターを取り外して床に置いて掃除することも可能です。

 

 

こちらが床点検口をあけた状態です。

床点検口は300×300サイズで

片手で簡単に開ける事ができます。

 

中身は

全熱交換機のフィルターBOXとなっていて

こちらも中のゴミを掃除機で吸い取ります。

また、半年に1回で良いので

虫が入らないように網が施されているので

その網を外して中身も掃除機で吸い取る事が

主なメンテナンスとなります。

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

Z空調を導入してみて率直な感想は

『家が暖かい』です。

豪雪地帯に住んでいるという実感は

玄関を開けて外に出るまではありません(笑)

 

冬場は東京の家より快適だと感じます。

ただ、Z空調運転時はやはり乾燥するので

湿度の管理機能が備わっていたらいいなと

思いました。

 

まだ発売して日が浅く、メーカー側も

不具合やデータを集めきれていない為、

ある程度時間が経過してみないと

何とも言えない感じはありますが、

 

桧家グループZ空調は買いかなと思います。

 

実際にZ空調を運転した時の室温管理状況を

表にしてみました。(2019年6月29日追記)

Z空調を実際に運転して室温データをモニタリングしてみました

 

 

Z空調と同時に京セラの「太陽光発電」導入レポートも

関連記事として読まれています。

「太陽光発電」導入レポート(メリット・デメリット・売電価格・実績・費用・今後)